複数の少女への買春を繰り返すなどしたとして不同意性交や児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われたアニメ映画「君の名は。」プロデューサーで元プロダクション会社経営の伊藤耕一郎被告（53）の判決公判が28日、和歌山地裁であった。
福島恵子裁判長は「被害者らの心身の健全な発達に重大な悪影響を及ぼすものであり、責任非難の程度は大きい」として懲役4年（求刑懲役6年）の判決を言い渡した。
判決によると、伊藤被告は2022年11月～23年7月、東京都内の当時の自宅などで少女が18歳に満たない児童であることを知りながら現金2万～6万円を渡して買春するなどした。
